高脂血症の原因
食生活の乱れ
高脂血症の直接の原因は、血中のコレステロールや中性脂肪の増加ですが、その一番の要因となっているのは、食事による脂質やコレステロールの摂り過ぎです。
それに、食生活全体の乱れが、この二つの要素を促進させてしまいます。
すなわち、栄養面でのバランスなどを考えず、自分の好きなものしか食べない偏食をしたり、朝・昼・夕食をきちんとした時間に摂らなかったり、暴飲暴食に走ったり、食事の回数は少ないのに食べるときには極端な大食いをしてしまうことなどが大きく関わってきます。
また、生活習慣の乱れも、こういった乱れた食生活に関連して、高脂血症の原因になってきます。例えば、大食いして余分な脂質やコレステロールを体内に溜め込んでしまっても、きちんと運動をやっていれば、溜め込んだぶんの脂質やコレステロールは、エネルギーへと変換されて、うまく体外へ排出されます。しかし、日ごろから運動をあまりしないようだと、どんどん蓄積されてしまうのです。
特に、中高年を過ぎて高カロリーの食事やアルコールを摂りすぎて適度な運動もしないようだと、コレステロールや中性脂肪を溜め込む体質を自分で作り上げてしまいます。高脂血症は自覚症状がないため、一度身につけた食生活や生活習慣をなかなか改善できないケースが多々見られます。まず、定期的に健康診断をきちんと受けて、その結果として出るコレステロール値や中性脂肪値について、きちんと管理していくとともに、自分の食生活と生活習慣を見直すようにしなければなりません。