高脂血症の予防

中性脂肪を下げる食品

高脂血症を引き起こす原因の一つでもある中性脂肪が増えるのを抑える食品としては、青魚が有名です。イワシやアジ、サンマなどの青魚に含まれるα-リノレン酸の仲間であるDHAやEPAはコレステロール値を下げるという働きはありませんが、中性脂肪値を下げてくれる不飽和脂肪酸を多く含んでいます。血液を固まりにくくし、血栓ができるのを妨げたり血圧を下げてくれるので、動脈硬化への進行を抑制してくれるのです。

ただし、不飽和脂肪酸は酸化するのが早く、酸化してしまうと効果も薄れてしまいます。これらの魚を食材として選ぶときは、新鮮なものを選ぶようにしなければなりません。

また、DHAやEPAは魚の頭部に多く含まれているため、魚を丸ごと食べられる料理にすることで効果も高まります。ただ、DHAやEPAは熱を加えると約20%程度減少するので、食べる量によって調整するなどの工夫も必要でしょう。

中性脂肪値を下げたい場合は、日ごろから肉や炭水化物を控えると効果はありますが、これらの摂取を過度に控えると、エネルギーが不足するために体に良くありません。健康的に中性脂肪値を下げるという意味では、脂身を除去して調理し、ビタミン類や食物繊維の豊富な緑黄色野菜も一緒に摂取するほうが、効果が上がります。そのほかにも、キノコ類、海藻類なども積極的に摂り入れましょう。

また、食事のし方として、満腹になるまで食べるのも中性脂肪を増やしてしまうため注意しなければなりません。エネルギー源を必要以上に摂ると、そのまま排出されるわけではなく、脂肪へと変換されて蓄えらてしまうので、腹八分目を心がけましょう。